2020.12.13

ROLF BENZ meets デザインホテル「FRITZ LAUTERBAD フリッツ・ラウターバード」

ROLF BENZ がコラボレーションし、2019 年7 月南ドイツに誕生したデザインホテル「フリッツ・ラウターバード」

デザインホテルといえば、ベルリンやミュンヘンなどの大都市をイメージするかもしれないが、南ドイツの黒い森地域「シュワルツヴァルト」にあるフロイデンシュタットという小さな町にも実は魅力的なデザインホテルがあります。

ホテルの代表であるシュテッフェン・シリンガー氏が、2016 年に老朽化したホテル「ヴァルトホルン・ツォレルンブリック」を買い取り、そこに黒い森の自然の癒しと現代的なライフスタイルを融合したホテル「フリッツ・ラウターバード」が誕生しました。

"Urban Soul meets Black Forest”

ホテル「フリッツ・ラウターバード」は、”Urban Soul meets Black Forest”「都会の魂と黒い森の融合」をスローガンに、黒い森を背景として最高の現代デザイン空間で最高級のサービスが満喫できるデザインホテルとなっています。

このスローガンは、シュテッフェン・シリンガー氏がオーストリアやスイス、ニューヨーク、パリ、アムステルダムなどの多くのホテルを巡った際にインスピレーションを受けて生まれました。

これは、デザイン意識が高く、都会的なスタイルと自然をともに愛するお客様に向けたもの。都会の洗練されたスタイルと田舎の快適さを同時に体験できる空間となっています。

ROLF BENZ meets FRITZ LAUTERBAD

このスローガンを具現化するために、協議を重ねる過程でシュテッフェン・シリンガー氏がロルフベンツのミラノサローネの展示写真を目にし、それが正に彼が求めている空間だったことがきっかけとなり、同氏の依頼を受けてロルフベンツがこのアイデアに賛同してこのコラボレーションが実現しました。

ROLF BENZ はシュワルツヴァルトが誇る最高のクオリティを象徴するブランドであり、家具はスタイリッシュでタイムレスなデザインのものばかり、そしてとにかく最高に快適。シュテッフェン・シリンガー氏の親族にもロルフベンツの家具を何十年も愛用している方がいたこと、長い年月を経てもモダンなデザインが新鮮さを失っていないことなどが高く評価されたのです。

A relaxing space that impresses

ホテル「フリッツ・ラウターバード」では70 室のフォレストビューまたはパノラマビュータイプのゲストルームやスタジオルームが用意されています。このホテルの中心となるのが、文化遺産として登録されている旧館とモダンデザインの新館とを結ぶガラス張りのロビーです。そこにはロルフベンツのソファやアームチェアなどが配置され、インテリアはグリーンやコッパーなどの自然な色合いで統一されています。

客室には、ロッキング機能付きのアームチェアROLF BENZ「684」やコーヒーテーブルROLF BENZ「8400」「973」が設置されています。また、ROLF BENZ「650」はデスクの椅子としてや、ビストロバーのバースツール、レストランのダイニングチェアとしてさまざまなシーンで使用され、会議室にはスタッキングタイプのチェアが設置されています。